🌱はじめに
たくさんの宅配弁当サービスの中から、大切な家族にぴったりの一社を選ぶ…。
「どこが良いの？どうやって選べばいいの？」迷いますよね。私もまさに、同じ悩みを抱えていました。
宅配弁当を選ぶ時には、“何を大事にしたいか”を整理して、優先順位をつけることがカギになります。
📌我が家のチェックポイントを紹介した記事もよかったらどうぞ↓
その中で、やっぱり気になるのが「料金や送料」。
中には「安いから…」という理由だけで選ぼうとする人もいるかもしれません。
実は私も最初は、“とにかく安いところを”と、費用面ばかり気にしていました。
高齢の両親は、年金暮らしに加えて医療費の負担も大きく、できれば出費を抑えたい。
1ヶ月でいくら、1年でいくら…と、計算しては悩む日々。💴
でもあるとき、「値段よりも大切なことがある」と気づきました。
それが、“栄養”です。
この記事では、宅配弁当を選ぶうえで見落としがちな「栄養の大切さ」について、
私が働く現場で感じたことや、両親の実体験をもとにお話しします。
ご家族の健康を考えるヒントになれば、嬉しいです。✨
🍀現場で感じた“食事の偏り”
私は、デイサービスで理学療法士として勤務しています。
職業柄、たくさんの高齢者の生活や食事の様子を見るのですが、多くの方が「食が細く、残すことが多い」と感じています。
たとえば、
・おかずだけ食べる
・ご飯だけを食べる
・魚が苦手、野菜は残しがち…
そんなふうに、好きなものだけ食べる傾向があり、結果として「栄養の偏り」が起きていることがよくあります。
お話を聞くと、
💬「家ではパンだけで済ませている」
💬「カップ麺でいいの」
💬「コンビニのお弁当を2日に分けて食べてる」
…そんな方も少なくありません。
家族が思っているより、高齢者は「食べていない」し、「偏った食事をしている」という印象を持っています。
もちろん、加齢とともに食欲が落ちてくるのは自然なこと。
「今日はこれだけでも食べてくれたら…」と、好きな物を優先する気持ちもわかります。
でも、そんな日が続くと、栄養バランスの崩れや体力の低下につながってしまうんです。
特に高齢者は、
✔️たんぱく質
✔️カルシウム
✔️ビタミンD
✔️食物繊維
…などが不足しやすいと言われています。
中でもたんぱく質（肉・魚・大豆など）は、筋肉や骨の健康に欠かせない大事な栄養素。
だからこそ、少しでもしっかり栄養を摂って、元気で長生きしてほしいと、心から思っています。
🍀実家の両親も、栄養が偏っていた
ここでは、私の実家の両親の場合をご紹介したいと思います。
数年前、母が体調を崩してからというもの、食事の支度がだんだん億劫になり、買い物に出るのも難しくなってしまいました。
そこで代わりに、父が買い物や食事の準備を担うようになったのですが――
父はそれまで料理をほとんどしたことがなく、自然と「菓子パン・お弁当・お惣菜中心の食生活」に。
毎日スーパーに通い、母のためにいろいろ買ってきてくれる姿勢は本当にありがたいのですが、
ふと気づけば、こんな食生活に……。
👴 父の場合
「ヨーグルト・バナナ・パンを、毎食ほぼ同じように食べている」💦
👵 母の場合
「朝10時頃に食パン1枚、昼食はなし。おやつの時間にレトルトカレーのみ」💦
そんな二人の食事を見ていて、私はこう感じました。
✅ 野菜やたんぱく質が明らかに不足している
✅ いつも同じようなメニューで、食事に多様性がない
✅ お腹は満たされていても、栄養は足りていない
このままでは、体力や免疫力が落ちてしまうのでは……と、不安になりました。
「宅配弁当を検討しよう」と思ったのは、まさにこの時。
“食べているのに栄養不足”という現実に直面したことが、大きなきっかけになったのです。
🍀なぜ高齢者は低栄養になりやすいのか
多くの高齢者は、年齢とともに噛む力が弱まり、味覚も変化していきます。
私の両親も、まさにそうでした。
若いころは大好きだった食べ物も、
加齢とともに「固いもの・水分の少ないもの・粘り気のあるもの」が噛みにくくなり、食卓から自然と消えていきます。
また、味が感じにくくなることで濃い味を好むようになり、気づかないうちに塩分や糖分を摂り過ぎてしまう傾向も……。
気づけば、いつも同じような食事ばかり。
しっかり食べているつもりでも、栄養は偏ってしまうのです。
中には、本人も家族も気づかないうちに“低栄養”に陥っているケースもあります。
特に不足しやすいのが、筋肉や免疫力の維持に欠かせない「たんぱく質」。
たんぱく質が不足すると、「フレイル（虚弱）」や「サルコペニア（筋肉量や筋力の低下）」といった状態につながることもあります。
🍀宅配弁当は“栄養を任せられる”パートナー
宅配弁当は、管理栄養士が献立を考えているため、
高齢者にとって必要な栄養素をバランスよく・無理なく摂取することができます。
たとえば、宅配弁当なら…
- 不足しがちな「たんぱく質」や、摂りすぎが心配な「塩分」も、手軽にコントロールできます
- カロリーが調整されたメニューもあるので、体重管理も楽になります
- 食材や栄養素が明記されているため、「今日何を食べたのか」がしっかり把握できます
- 毎回違うメニューで、季節の食材や全国の産地から取り寄せた食材が使われており、野菜もたっぷり
これなら、私のように遠方から見守る家族も、安心して任せられます。
食事のすべてを家族でサポートするのは大変なこと。
宅配弁当に「栄養管理」を任せるのも、ひとつの選択肢です。
📌実際に我が家で利用している「宅配クック123」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。↓
🌳まとめ：本当に大事なことは何？
宅配弁当サービスを選ぶとき、どうしても気になるのが「料金」や「送料」。
でも、安さや見た目の良さだけで選んだ結果、健康が損なわれてしまったら本末転倒です。
通院や介護が必要になれば、かえって大きな出費になることもあります。
もちろん価格も大切。でも、私はこう思うんです。
「続けられる健康」を守るために選ぶ——そんな基準も大切ではないでしょうか？
高齢者は、咀嚼力の低下や味覚の変化から、食事の偏りや低栄養状態になりやすくなります。
そんな中、管理栄養士が献立を考える宅配弁当は、
高齢者にとって必要な栄養をバランスよく届けてくれる、頼もしい“パートナー”です✨
このブログが、親の暮らしに合った宅食サービスを見つけるための小さなヒントになればうれしいです🍱✨
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初回のお試しだけでも、きっと価値がありますよ。
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